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X-H2レビュー:4000万画素の実力と1年間使用した正直な感想

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X-H2を1年間使ってわかったこと

X-H2を購入して1年間が経過しました。以前はX-T2を使っていて、X-H2を買い増ししたわけなんですが、どのような変化があったのかを正直にレビューしてみたいと思います。

4000万画素の実力は本物か?

X-H2の最大の特徴は4000万画素のセンサーだと思います。

X-T2は2430万画素だったので、約1.6倍の解像度向上になります。正直、X-T2でも解像感が足りないと果たしてどれくらい向上感が見られるのかが興味あるところだと思います。

正直なところ、僕が普段遣いしている感じでは、「解像感が劇的に向上した!」という感じはありませんでした。

X-T2で撮影した画像とならべて比較すれば違いはわかるかもしれません。

ただ、僕は、トリミングを多用するので、その点では恩恵がありました。

撮影時にフレーミングがうまくいかなかった写真を救ってあげることができるので、歩留まりが上がりました。

例えば、このブログの下の記事で使っている写真もほとんどトリミングして対象の時計が際立つようにしています。

X-T2から進化を感じたポイント

X-T2からX-H2を買い増しして、僕がもっとも進化を感じたのは以下の3点です。

  • 手ぶれ補正の搭載:室内など低速シャッターでも安心
  • トリミング耐性の向上:フレーミングをミスった写真を救済可能
  • 静かなシャッター音:寝ている子供の撮影も安心

やっぱり手ブレ補正は安心です。夜、子どもが眠ってしまった様子を撮影しようとしたときなどでも安心してシャッターをきれます。

シャッター音が静かなことも貢献していると思います。

これは、旅先などでご飯の撮影をするときなどにも効果を発揮しますね。

高画素ゆえのデメリット

メインの機種をX-T2からX-H2に変更して、メリットもあったんですが、デメリットもありました。

最大のデメリットはデータ容量です。データサイズが大きくなったのでストレージに対する負荷も、処理マシンに対する負荷も上がっちゃいました。

といっても、僕がメインで使っているM1 ProのMacbook Pro、M4 Mac miniであれば問題なく処理できます。

ストレージ問題は、NASの導入を検討しています。NASは現在のところSynology、Qnap、Ugreenの三択で迷っています。

操作性と使い勝手:Xシリーズらしさは健在か?

X-T2はダイヤルを中心とした操作でしたが、X-H2は、操作系の設計思想が違っていてダイヤル操作のみでは完結しません。

といっても、使い込むうちにすぐに慣れてしまったので、そこは大きな問題と考えていません。

僕にとって一つ残念だったのは、ストラップを取り付ける部分の構造が三角環でなくなってしまったこと。コストダウン感を感じてしまいます。この点については、X-T2のデザインのほうが好みです。

ストラップは、純正のものを使用しています。X-T2に比べてしっかりとしたデザインで、重量を受け止めてくれます。

背面の液晶は、基本的には閉じて使用しています。液晶によるバッテリー消費を避けるためです。あとこのほうがなんとなくデザインが良いように感じるので。

X-T2に比べてグリップが深いので、全長が長めのXF23mm F2.8 WRなどを装着した際のデザインバランスが良く感じます。

動画性能はどうか?一般ユーザー目線でチェック

X-H2は8K動画の撮影が可能ですが、正直、使ったことがありません。それどころか4K撮影も使ったことがありません。ここは今後、いろいろ試してみて加筆しようと思います。

バッテリー持ち

バッテリー持ちは、特別良くもなく、極端に悪くもなくといった印象です。X-T2とバッテリーが共通ではなくなってしまったので、その点がちょっと不便だなあとは思います。僕は、今のところ静止画メインなせいもあってか、予備のバッテリーを持ち歩くことなく対処できてます。

動画の撮影頻度が高い人は、予備バッテリー必須かもしれないですね。

純正レンズとの相性

正直、どのレンズを付けてもとても良く写ります。カメラ愛好家としては、レンズを付けたときの外観も重要ですよね。今、僕が所有しているレンズを付けたときのルックスは、こんな感じです。

XF23mm

XF16mm

XF18-55mm

どうですか。どれもかっこ良しです。

今後は、XF27mm、XF18mmあたりを狙ってます。

結論:X-H2は買いか?1年使った正直な感想

X-H2は、4000万画素の解像度と手ブレ補正、そしてそのルックス面など魅力的なカメラです。

ただしデータサイズの問題はあります。

とはいえ、ストレージの問題はNASの導入等でなんとかなると思います。

それさえクリアしてしまえば、トリミング耐性・デザイン面・EVFの進化・そして手ブレ補正などあり余る魅力があるカメラだと思います。

僕としては、今後も長くつきあっていけそうで気に入ってます。

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この記事を書いた人

このブログの管理人。フリーで働くお父さん。ロードバイク、Apple製品、カメラが好き。動画よりも文章を読むのが好き、書くのが好き。買い物好き。食べるの大好き。フルタイム酔っ払い。

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