普段はMacbookで仕事をしている僕ですが、ウェブサイトから情報を収集しながら、書類を作成したり、エクセルとワードを同時に広げて作業をしたりするときは広い画面が欲しくなります。
やっぱり、モバイルモニター欲しいなぁ…
ということで、いろいろ調べた結果、Amazonでkksmart というメーカーのものを購入してみました。
16インチで2560×1600(WQXGA)という高精細な2.5Kモニターです。2023年2月に購入して1年半くらいつかってみたので、レビューしてみます。
気になっている方もいると思いますので、参考になれば幸いです。
kksmart NK-16の外観レビュー
さっそくkksmart NK-16の外観から見ていきます。
前面
まずは前面。ベゼルも細く、すっきりしたデザインなのが好印象です。ちなみに僕は、別売りのスタンドに乗せてつかってます。
3辺のベゼルにくらべて下辺のベゼルがちょっとだけ厚いのは御愛嬌ですね。ロゴが入っていないのはポイント高いです。
ちなみにベゼル幅は、下辺が10mmくらい、その他は4mmくらいです。
画面はノングレア液晶でとても美しく好印象です。
背面・VESAマウント
VESAマウントは、75mmタイプです。マグネット式の付属カバーを外すと、VESAマウントが顔を出します。ボルト穴は2つしかありませんが、本体が軽量なので2つで十分ですね。
上の写真のように、VESAマウントの下側の2つの穴でボルト止めするだけで、十分な固定力が得られます。なにしろ本体重量が軽いですからね。
ポート部(本体左側)
本体左側には、上から順番にmini usbポート、usb type-cポートが2ポート、HDMIポートがあります。
2つあるTYPE-Cポートは、どちらも映像入力・給電に対応しています。
HDMIポートは、mini HDMIではなく通常のHDMIポートです。
ポート部(本体右側)
ピントがボケていてすみません。本体右側には、このように電源ボタン・ダイヤルボタン・イヤフォンジャックがついています。
保護カバー兼スタンド
僕は、あまり使用していないんですが、保護カバーを兼ねるスタンド部分が付属しています。
NK-16本体とは磁力でくっつく仕組みです。持ち運び時には、画面全体を保護する保護カバーとして機能します。180度裏返すと、このようにスタンドとして機能します。
言葉でいうと複雑ですが、ipadのスマートフォリオみたいなカバーです。
構造上、このスタンド兼カバーは、モニター縦置きには対応していません。縦置きで使いたい場合は、モニタースタンドが必要となります。
付属品
保護カバー以外の、付属品はこんな感じです。
- HDMIケーブル
- USBケーブル(Type A to C)
- USBケーブル(Type C to C)
- 電源アダプター
- 説明書・保証書
HDMIケーブルが付属しているのが嬉しいですね。
Type C to CのUSBケーブルは、Altモードに対応した映像出力可能な太めのタイプです。
電源アダプターの出力は15Wと小出力なので、僕は使ってません。
NK-16の使用態様・使用状態
さてここからは、そんなNK-16を、実際に僕がどのようにつかっているかを紹介します。
僕の使用用途は、ざっくり以下です。
- MacBookのサブモニターとして使用
- Minisforum・M780XTXと繋いでゲームに使用
- PCを自作する際のテスト用モニターとして使用
- 子供たちがNintendo Switchに繋いで使用
- モニターアームで縦置きして27インチモニターのサブモニターとして使用
- iPadに繋いで使用
このなかからいくつか説明していきます。
MacBookのサブモニターとして使用
メインの使い道は、こちらです。MacBookのサブモニターとして使用。当初の購入目的もこれでした。
上の写真は、Macbook Airの左側に今回のkksmart・16インチモニター、右側にiPad Pro11インチを並べている様子です。
このようにすると、実質3画面で作業できるので作業効率が大幅に上がります。
文書を作成するときに、サブモニターに参照用の資料やウェブサイトを開いて作業したかったのでkksmart・16インチモニターは買って正解でした。
NK-16は軽量なので、MacBook、kksmart、iPad Proと上の写真のセットをバッグに入れてもなんとか持ち運べます。
こちらの写真は、16インチのM1Pro MacbookProと接続して使っている様子です。最近は、こちらのスタイルで使うことが多いです。
別売りのスタンドに乗せると、MacBook Proのモニターの高さと併せられるので、画面が見やすく作業効率があがります。
ちなみにMacBook ProはBoYataのスタンドに乗せて使ってます。
一緒に使っているキーボードはKeychronのK7Proです。こちらに詳細レビューを書きました。
モニターアームで縦置きして27インチモニターのサブモニターとして使用
職場では、こんな使い方もします。
縦置きして27インチのメインモニターのサブモニターとして使用しています。右側においてあるMacBook Proから27インチのメインモニターと16インチのサブモニターに出力しています。
モニターアームを使って縦置きすると、NK-16の横のサイズと27インチモニターの縦のサイズは、ぴったり一緒くらいなので、並べたときにとてもバランスがよく使いやすいです。
左側においてあるMacBook Airはモニターにはつながってません。
ちなみに使っているモニターアームは、追ってレビューしますね。
iPadに繋いで使用
実は、この使い方をすることは多くないですが、一応書いておくと、NK-16はiPad Pro、iPad miniなどのUSB Type Cポートに繋げば、それだけで画面出力することができます。
2人で向かい合ってすわっているときに、資料を見せ合ったりするのによいかもしれませんね。
kksmart NK-16の良いところ
さてそんなNK-16の良いところですが、個人的には以下が良いところかなぁと思っています。
- デザイン
- スリムベゼルでロゴもなし
- Vesaマウント
- 27インチモニターとの調和
- Type C一本で接続可能
順番に説明していきます。
デザイン
僕としては、kksmart のこの16インチモニターは、全体的にデザインが良いなぁと感じます。チープな感じがまったくなく、モノとしての全体的なデザイン・質感ががすばらしいです。
仕事に使う道具のデザインは美しくあってほしいですよね。
スリムベゼルでロゴもなし
ベゼル幅がせまい点は、上述したデザインの美しさに大きく寄与していると思いまs。
また、モバイルモニターは下側のベゼル部分にメーカー名・ブランド名のロゴが入っていることが多いのですが、kksmart NK-16にはそのようなロゴが入っていません。これを大きな加点ポイントだと思います。
ベゼル部分に「kksmart」とロゴが入っていたら、たぶん僕は購入していなかったと思います。
Vesaマウント
Vesaマウント対応なのも良いです。モニターアームで使用するとこができます。
ちなみにVesaマウント用のボルト穴は2つしか設けられていませんが、NK-16は軽量なのでまったく問題なくモニターアームで使用することができます。
僕は、上の写真のようなスタンドをつけて使用してます。このスタンドのレビューは別途用意するつもりです。
27インチモニターとの調和
先ほども書きましたが、職場ではNK-16をこのようにモニターアームを使って縦置きに配置しています。
メインモニターである27インチのモニターと並べて配置すると、サイズ感がぴったりです。
ちなみにこの構成で使用するときは、メインモニターで文書作成し、NK-16にはカレンダーとかメールソフトを表示させていることが多いです。
Type C一本で接続可能
カフェ・出張先などで使用するときは、Type Cケーブル一本で接続可能なのがありがたいです。
ケーブルをたくさん持ちび、使用するたびにそれらのケーブルを繋ぐのは面倒ですからね。
ちなみに長時間使用することがわかっているときは、下の写真のように充電器⇢NK-16⇢MacBook と接続するか、充電器→Macbook→NK-16 と接続すると、MacBook に給電しながら画像出力もできます。
kksmart NK-16のいまひとつなところ
とても気に入っているkksmart NK-16ですが、今ひとつだなぁと感じるところがないわけではありません。一応書いておきますね。
- テキスト作業をするには字が細かすぎる。
- ゲームなどで高リフレッシュレートが必要なときは不利
2560×1600の高精細が売りなんですが、僕の用途だと逆にそこがデメリットと感じられてしまいました。
もっとも、これは僕の個人的な使用用途の問題かもしれず、KN-16の性能・クオリティがどうこういった話ではないので、あくまで参考までということで。
kksmart の NK-16のリフレッシュレートは60Hzなので、腰をすえてゲームをやるために、240Hz、165Hzとか144Hzリフレッシュレートなんてモニターが欲しい方は、別の選択肢を検討するのが良いかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今日は、kksmartのNK-16を自費購入レビューしてみました。
全般的にとても良いモバイルモニターでとても気に入っています。
軽量だし、この価格でこの性能は納得いくものだと思います。デザインの良いモバイルモニターを探している方に特におすすめできると思います。